本書の対象のFPGA評価ボード
本書のソースコードは極めて原始的なので、大抵どんなボードで動きます。 つまりどのボードを購入しても(このページに載っていないボードでも)問題ありません。
しかし初心者の方は、多機能でハイスペックで高価なボードより、むしろシンプルで扱いやすく安価なボードを選ぶのが良いと思います。 以下では1万円程度で購入できるボードをいくつか紹介します。 これより安いボードを買うと、取り扱いが厄介(ハンダ付け等の作業が要求される)になります。
Arty-S7-50
- これが超おすすめ!!
- Digilent社の製品
- Xilinx社のFPGAコア「Spartan-7」を搭載
- 秋月電子の通販だと13000円ぐらい。Amazonだと20000円ぐらい。
このサポートサイトは、このボードを想定して作っています。 いくつか参考URLを並べます。
- Xilinx社の説明ページ https://japan.xilinx.com/products/boards-and-kits/1-pnziih.html
- Digilent社の説明ページ https://store.digilentinc.com/arty-s7-spartan-7-fpga-board-for-hobbyists-and-makers/
- 秋月電子の通販ページ http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-12558/
Arty-S7-25
- Arty-S7-50のダウングレード版
- 扱える回路規模やBRAMのサイズは、Arty-S7-50の半分以下
- 秋月電子の通販には在庫が無さそう。Amazonだと17000円ぐらい。
これを買うなら、上記の Arty-S7-50 を買った方がオトクだと思います。 いちおう参考URLを並べます。
- Xilinx社の説明ページ https://japan.xilinx.com/products/boards-and-kits/1-ulj76y.html
- Digilent社の説明ページ https://store.digilentinc.com/arty-s7-spartan-7-fpga-board-for-hobbyists-and-makers/
Arty
- Digilent社の製品
- Xilinx社のFPGAコア「Artix-7」を搭載
- 少し古い製品
- 秋月電子の通販だと16000円ぐらい
参考URLを並べます。
- Xilinx社の説明ページ https://japan.xilinx.com/products/boards-and-kits/arty.html
- Digilent社の説明ページ https://reference.digilentinc.com/reference/programmable-logic/arty/start
- 秋月電子の通販ページ http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-14484/
DE0-Nano
- Terasic社の製品
- Intel社のFPGAコア「Cyclone IV」を搭載
- USB-UART機能が付いていない (Artyファミリーには付いている)
- 開発環境ソフトはXilinx社のVivadoではなく、Intel社のQuartusを使う
- マルツの通販だと12000円ぐらい
これはVivadoではなくQuartusを使用して開発します。 筆者の怠慢により、Quartusのインストール方法と使用方法のページは未作成です。 動作確認は取れているので、そのうち説明ページを作ります。
参考URLを並べます。